【初盆の日にち、どう決める?】時期・地域差・決め方のポイントを徹底解説
- 2025.06.11
- 盆提灯

目次
初盆とは?
初盆(はつぼん)は、故人が亡くなってから初めて迎えるお盆のこと。通常のお盆とは異なり、より丁寧に供養を行うのが一般的です。
この記事では、「初盆の日にちはいつ?」「どうやって決めるの?」という疑問に答えます。
初盆はいつ行うの?基本的な日程
初盆の時期は、通常のお盆と同じく 8月13日〜16日(※一部地域では7月)に行うのが一般的です。
地域 | お盆の時期 |
---|---|
関東地方(一部)・東京中心部 | 7月13日〜16日 |
その他の地域(全国的) | 8月13日〜16日 |
初盆の日にちを決める際のポイント
① お盆の期間に合わせる
最も多いのは、8月13〜16日の間で家族・親族が集まりやすい日を選ぶ方法です。
② 僧侶のスケジュールに合わせる
お寺に読経を依頼する場合、棚経(たなぎょう)や法要の予約が必要です。僧侶と相談して日取りを決めましょう。
③ 家族・親族の都合も考慮
遠方から来る親族がいる場合、土日を含める日程や午前・午後の都合などを調整することも大切です。
④ 初盆が1年未満の命日でも大丈夫?
故人が亡くなった日が前年の7月〜8月以前であれば、翌年の8月が初盆になります。ただし、
🔍 6月以前の命日 → その年の8月が初盆
🔍 7月以降の命日 → 翌年の8月が初盆
が一般的な目安です。
実際の初盆スケジュール例(8月お盆地域)
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8月13日:迎え火・仏壇や精霊棚の準備
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8月14日〜15日:法要・親族での供養・会食など
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8月16日:送り火、後片付け
※法要(読経)は、14日または15日に行うことが多いです。
よくある質問(Q&A)
Q. 命日とお盆が近い場合、初盆はどうなる?
命日が8月10日などの場合でも、その年の8月13日から初盆を行います。
ただし、地域や宗派によって翌年に行うケースもあるため、お寺や葬儀社に相談すると安心です。
Q. 初盆は必ず4日間行わなければならない?
形式にとらわれる必要はありません。1日だけ家族で供養するケースも増えています。
まとめ:初盆の日にちは「地域・家族・僧侶」の都合で柔軟に決めよう
初盆は「いつやるべきか?」という明確な決まりがあるわけではなく、地域性・宗派・家族の都合などを考慮して柔軟に決めるのが現代的です。
大切なのは、故人を偲ぶ気持ちを込めて供養すること。無理のない日程で、心を込めた初盆を迎えましょう。
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