【初盆におすすめの花】選び方・マナー・人気の供花をご紹介
- 2025.06.11
- 盆提灯

目次
初盆に贈る花とは?
初盆(はつぼん)では、故人を偲び、花(供花)を仏壇や祭壇にお供えするのが一般的です。
供養の気持ちを込めて贈る花は、見た目の美しさだけでなく、マナーや意味合いも大切にされます。
初盆におすすめの花【定番編】
花の種類 | 特徴・意味 |
---|---|
白い菊(小菊・輪菊) | 清らかさ・敬意の象徴。仏事の定番。 |
トルコキキョウ | 優雅で上品。白〜紫の落ち着いた色味が人気。 |
カーネーション(白・淡色) | 母・父への敬愛を表す。柔らかい印象。 |
ユリ(カサブランカなど) | 高貴・純粋さを象徴。見栄えも良く人気。 |
デルフィニウム(青系) | 落ち着いた色で上品。仏壇のアクセントに最適。 |
初盆の花選びのマナー
✅ 避けるべきポイント
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赤・濃いピンクなど派手な色合い → 慶事を連想させるためNG
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棘のある花(バラなど) → 仏事には不向きとされる
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香りが強すぎる花 → 食事やお線香の香りを妨げることがある
✅ 色合いのポイント
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基本は白・紫・淡いピンクや黄など控えめな色
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故人の好きだった色を取り入れるのもおすすめ
初盆の供花・アレンジメントの選び方
💐 仏壇用・卓上アレンジ
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高さ30〜50cmのコンパクトサイズ
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お盆飾りとバランスがとりやすい
🏵️ 祭壇用・大きめスタンド花
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会場用・法要時の装飾に
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1対(2本)で贈ることが多い(地域差あり)
📦 配送の注意点
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初盆の前日までに届くよう手配
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花屋や通販サイトで「初盆用」と指定すると適切に対応してくれる
初盆の花を贈る時期とタイミング
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遅くとも初盆の前日(8月12日または7月12日)までに届くようにする
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直接持参 or 宅配どちらも可(遠方なら宅配が一般的)
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名札(札紙)を付けるのがマナー:「〇〇家」「〇〇一同」など
よくある質問(Q&A)
Q. 初盆の花は仏壇にどのように飾る?
→ 左右に一対で飾るのが基本ですが、スペースがなければ1つでも問題ありません。
Q. 予算はどれくらい?
→ 仏壇用は3,000〜7,000円程度、スタンド花は1万円前後が目安。
まとめ:初盆に贈る花は「控えめで上品」が基本。気持ちを込めて選ぼう。
初盆の供花は、形式よりも心を込めて故人を偲ぶ気持ちが大切。
白を基調にした落ち着いた色合いの花を選び、地域の慣習やご家族の意向もふまえて丁寧に準備しましょう。
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