【2025年最新版】初盆の費用はいくらかかる?相場・内訳・節約のポイントまで解説
- 2025.06.11
- 盆提灯

初盆(はつぼん)とは?
初盆とは、故人が亡くなってから初めて迎えるお盆のことを指します。特別な意味を持つため、通常のお盆よりも手厚く供養するのが一般的です。
ただし、その分費用も気になるという方が多いのではないでしょうか?
初盆にかかる費用の相場は?
初盆の費用は、地域差・宗派・規模によって変わりますが、おおまかな相場は以下の通りです:
項目 | 費用相場(目安) |
---|---|
僧侶へのお布施 | 2万〜5万円 |
初盆飾り(提灯・祭壇など) | 1万〜3万円 |
お供え物・料理 | 5千円〜2万円 |
返礼品・お返し | 1千〜3千円/人 |
会食費(親族との食事) | 5千円〜1万円/人 |
合計目安:3万円〜10万円程度
初盆費用の内訳と注意点
1. 僧侶へのお布施
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読経や棚経を依頼する際のお礼
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相場は2〜5万円ほど。戒名の有無や地域で変動
2. 初盆飾り(白提灯・精霊棚など)
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提灯(1対で5,000円〜1万円程度)
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仏壇や霊前用の飾りセット(簡易セットでも1万円程度)
3. お供え物・料理
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故人の好物、果物、菓子など
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近年はスーパー・ネットでセット購入も可能
4. 返礼品(香典返し)
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来客があれば必須。カタログギフトや食品が人気
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1,000〜3,000円を目安に準備
5. 会食・接待費
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親族をもてなす食事代
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外食・仕出し・自宅調理など形式により大きく変動
家族だけで初盆を行うと費用はどう変わる?
近年は「初盆 家族だけ」で静かに行う家庭も増加中。
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僧侶を呼ばない → お布施不要
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飾りも最小限 → 提灯・供物だけにする
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会食や返礼品も省略または簡素化
▶ 費用は1〜3万円以内に抑えられるケースも多いです。
初盆費用を節約する5つのポイント
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簡易な初盆飾りセットを活用する
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僧侶への依頼は地域で比較(棚経だけなど簡略化も可能)
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返礼品はネットで一括注文してコスト削減
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会食は自宅で手作りにする
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家族のみで行うことで全体をコンパクトに
よくある質問(FAQ)
Q:初盆に香典は必要?
A:参列する側は香典を持参するのが一般的。施主側はその返礼品の費用も想定しておく必要があります。
Q:初盆の費用は誰が負担する?
A:施主(故人の配偶者や長男など)が中心になることが多いですが、家族で相談して分担しても問題ありません。
まとめ:初盆の費用は準備次第で調整可能
初盆の費用は、相場として数万円〜10万円ほどですが、形式や内容次第で無理なく予算を抑えることも可能です。
「費用をかける=丁寧な供養」ではなく、「心を込めること」が最も大切です。家族の状況に合わせて、無理のない初盆を計画しましょう。
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