なぜ「ぼんぼり」というの?

なぜ「ぼんぼり」というの?

ぼんぼりの語源についてはいくつかの説があります。

まずひとつは、「ほんのり」という言葉が転化したという説で「ほのかに」という意味。

火袋を通しての間接的な明かりが、柔らかくほのかであったことを表現しています。

また、柳田国男はその著書「小さき者の声」の中で、ぼんぼりとは紙を貼った器物が

物に触れる音を形容した幼児語からきたと言っています。「雪洞」という当て字は、

雪で作った鎌倉の中で火を灯したら、それがちょうどぼんぼりのほのかな明かりと

よく似ていたことに由来するという説もあります。